女装家のわたしがフラダンスに挑む理由~夢は女性として舞台に立つこと

女装エッセイ

みなさま、こんにちは。女装家・なかたにりえと申します。いつもブログを訪問くださり、ありがとうございます。

突然でかつ、私事ながら...、最近はフラダンスを習いはじめてます。今回は、こんなわたしのチャレンジについて、お話させていただこうと思います。

最後まで読んでいただけますと、とてもうれしいです。よろしくおねがいいたします。

  

還暦まであと少し

気が付けば、わたしも還暦まで、あと少しとなりました。
ふと立ち止まって思いました──
「このまま、あの夢を叶えないまま終わってしまうのだろうか?」

幼いころのあの憧れが、ふと頭を過ってしまったのでした。


幼いころの淡い憧れ

仕事が終わって帰宅し、食事もお風呂も終わり、就寝前の夜の寛ぎのひととき。
特段の目的もなく、パソコンを眺めることが多いのですが、たまに動画サイトで音楽を聞きながら過ごすことがあります。

そんなある日、なにげなく表示された、ハワイアン音楽のチャンネル。再生するとウクレレの奏でとともに、目に飛び込んできたのは、南国の海と花々の香りが漂うような映像。
フラダンスの女性たちが、優雅に微笑みながら舞っていたのです。

「これだ」──胸の奥で、何かがはじけました。

「女性の姿で踊ってみたい」

まだ女装をはじめる前の、幼いころから、抱いていた思い。
いつかは女性の姿で人前に立ち、華やかに踊ってみたい──
そんな淡い憧れを、ずっと心の奥にしまい込んでいたことを、自覚してしまったのでありました。


フラダンスへの挑戦の決意

けれど時間は容赦なく流れ、現実は日々の生活に追われ…、気がつけば、夢はすっかり遠い彼方のものになっていました。

しかし、よく言われるように、夢は叶えるためにあるもの。

これまで自分は、自分の思いの実現に向けて、地に這いつくばって取り組んだことが、果たしてどれだけあったのだろうか?仕事然り、趣味然り...。

このような形で、思い立ったのです。

「フラダンスに挑戦してみよう!そしていつか、華やかな衣装を身に纏った女性の姿で、舞台に立ってみよう!」

年齢的にも、残された時間はあと僅か。夢に向けての、最後の挑戦とも言える、一念発起なのでした。

ただいま苦戦の真っ最中

今でこそフラダンスの練習に取り組めてはおりますが、一念発起したそこからが、ちょっとした試練の始まりでありました。

フラダンスは女性が取り組むものとされているのが、日本における一般的な認識。
そんな中で、都会からは程遠い地方の街、しかも男性のわたしを受け入れてくれるサークルなどなかなか見つからず、何度も断られました。

それでも諦めずに探し続け、ようやく受け入れてくれた、一つのサークル。
今はその仲間たちと一緒に、基本から地道にレッスンを重ねています。
しかし、あらゆるダンス経験が皆無であるわたしは、現在苦戦を重ねております。

しかも、まだほとんど誰にも、本当の目標は話せておりません。本当の目標とはもちろん、自分が女性の姿で舞台に立って踊りたい、ということ。

これらの体験の詳細は、この場で少しづつ、綴らせてていただこうと思います。


夢は追いかけるからこそ輝くもの

この目標がほんとうに夢が叶えられるのやら、未だわかりません。現在進行形の状態です。

今後はこちらで、こんなわたしのチャレンジの過程を、ぜんぶ包み隠さず綴っていこうと思います。もちろん、成功も失敗も。

しかし、信じています。夢は、追いかけているときこそ輝くものだから──。
「女性として踊る」──それを叶える日は、きっとそう遠くないはず。

よろしければこれからも、よろしくおねがいいたします。

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