休職に至ったころとその後、思い出と反省(その4)

多くのみなさんからのご理解とご協力を得ることができ、
休職させていただくことになりました。
出社することはなく、会社からとは必要最低限の連絡のみ。
主治医の先生から
「何をしてもいいから、ゆっくり休みましょう」
との言葉をいただいて投薬と治療を継続し、日々心を
落ち着かせることに努めました。

このころは病のことを完全に舐めてしまっていて、
「ちょっとだけ休めばすぐに復職できるに違いない」
といった身勝手な自信がありましたね。

しかし、実はここからが
  ”休みの筈なのに心が全く休まらない”
という地獄の苦しみのはじまりでした。
日中なにをしていても、やり残した仕事とストレッサーからの
酷い態度がずぅ~っと頭から離れず、こういう状態に陥って
しまった自分自身への憤りと後悔、今後の会社での立場、
家族や周囲への申し訳なさ、生活の経済的な不安、などなど。
会社に行ってないとは言え、常に何かが頭の中を過って
しまっており、もう毎日毎日四六時中悩みっぱなし。

言ってみれば職場の仕事に全身全霊を捧げていたような感じ
でしたので、その梯子を外された気分であり、職場への不信感と
自分の人生の絶望感で、毎日過ごすのが非常に辛かった。
「こんなことなら、パワハラに我慢して出社してた方がよかった。」
なんて何度思ったことか。暴言もしばしば叫んでしまったり。
また、これは大袈裟ではなく、一瞬だけ、決して考えては
いけないことさえ考えてしまったこともあります。

こんな感じなので、自分で目論んでいた復職時期は延び延びと
なり、それがまた焦りを生んで心はどん底へ...。

とまぁ振り返ると、それだけ心が疲弊してしまっていたんだな、
って身に染みて感じます。よくあんな状態で過ごしていたもんだ。


コメント

  1. あき より:

    私も心療内科的な病の持ち主ですので
    その辛さがよくわかります。

    でも世に起こり得ることにはすべて意味がある
    と思っていますから、
    これにも必ず意味があるのだと信じています。

    お互い病気にうまく折り合いをつけていきましょうね。

    • あきさんへ

      コメントありがとうございます。

      そのとおりですね。
      辛いことも、それを乗り越えることも、
      すべてが自分の人生にとって意味のあること。

      自分に足らないことを探すために与えられた
      試練かと思います。

      いろいろ教えてください。
      今後ともよろしくおねがいいたします。

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