なかたに りえ

女装小説

この舞に思いを込めて/第一章・その2「再会と序列」

それから5年の歳月が流れた。栄一、50才。初夏の朝。オフィスフロアに貼り出された人事発令の掲示に、人々がざわめいていた。乾栄一も、そのひとりだった。「……来たか。今度こそ、俺の番だろう」期待を胸に、掲示の前に立った。だが――そこにあったのは...
世界が広がった体験

女装フラダンサーへのチャレンジ―その09・夢の打ち明け②

女性の姿でフラダンスを舞う夢の、実現に向けたチャレンジ。仲間たちに夢を伝えた翌週、いっそう練習に身が入っています。仲間たちからの応援をいただきながら、実現に向けて取り組んでいる最近の様子を綴ってみました。翌週のレッスンが始まる前のできごと前...
女装小説

この舞に思いを込めて/第一章・その1「沈黙の下剋上」

乾栄一(いぬい えいいち)、43歳。超大手商社・三ツ矢商事株式会社の営業部でチームリーダーを務める、いわゆる中堅社員である。名門大学を卒業し、同期の中でもひときわ出世欲が強かった栄一は、課長、そして部長へと昇進することを目標に掲げ、ひたすら...
女装小説

この舞に思いを込めて/プロローグ

各地からフラグループが集まっての、発表会。プログラムは順調に進んでいた。控室ではクムフラが、チームを集める。「もうすぐね。みなさん、最後の準備をしましょう。」チーム全員で手を繋ぎ、輪になりながら向かい合う。そして、他のチームの邪魔にならない...
世界が広がった体験

女装フラダンサーへのチャレンジ―その08・夢の打ち明け①

女性の姿でフラダンスを舞う夢の、実現に向けたチャレンジ。仲間でイベントを見学した帰りのカフェでのお話。自分が女装家であり、女装してフラを踊る夢の話を、打ち明けてしまいました。近隣のイベントへのお出かけ前回 のお話のとおり、レッスンでは念願の...
世界が広がった体験

女装フラダンサーへのチャレンジ―その07・念願のパウスカートをはじめて着けた日

女性の姿でフラダンスを舞う夢の、実現に向けたチャレンジ。仲間たちの美しいパウスカート姿に魅了され、女装家として同じ姿をしたい思いが募る日々。ついに意を決してわたしもパウスカートでレッスンに臨むことといたしました。
世界が広がった体験

女装フラダンサーへのチャレンジ―その06・自主練で決意を新たに

女性の姿でフラダンスを舞う夢の、実現に向けたチャレンジ。フライベントの見学で感化され、自主練を取り入れました。新たな気持ちで夢に向かい、その成長を感じて喜ばしく思った気持ちを綴ってみました。
世界が広がった体験

女装フラダンサーへのチャレンジ―その05・イベントの熱気と、電車の中の告白

女性の姿でフラダンスを舞う夢の、実現に向けたチャレンジ。仲間とともに都心まで、フライベントの見学に。レベルの高いパフォーマンスを観て気持ちを高めるとともに、ついに一人の仲間に、夢を打ち明けてしまいました。
世界が広がった体験

女装フラダンサーへのチャレンジ―その04・身体がうまく動かない

女性の姿でフラダンスを舞う夢の、実現に向けたチャレンジ。いよいよ本格的にレッスンをはじめたものの、基本ステップから苦労の連続。それでも仲間からのうれしいサポートを受け、がんばりつづけています。
世界が広がった体験

女装フラダンサーへのチャレンジ―その03・体験レッスン、緊張と不安と潜めた希望

女性の姿でフラダンスを舞う夢の、実現に向けたチャレンジ。受け入れてくれるサークル探しに苦労をしましたが、なんとか見つけることができ、今回はその体験レッスンに出掛けた話をさせていただこうと思います。