女装の下着はどうやって入手する?

女装下着 女装エッセイ

女性用下着に興味を抱いてしまうのは、男性の性として止む無きこと。可愛いデザインや、手に取った指のやわらかくすべる感触、もうここから身に着けたい衝動が走ってしまいます。身に着けたときの身体へのほどよい締め付け感は、まるで気を引き締められる気分で緊張さえ覚えますが、ひときわ楽しさが増す瞬間です。

服を着ると外から見えぬところではあれ、見えぬところでおしゃれをすることが、また想像力を掻き立てられて楽しいものです。(o^―^o)ニコ

せっかく女装を楽しむなら下着から楽しみましょう!、と簡単に言ってしまいましたが、男性の姿である以上、それを準備することが簡単には行かないのですよね。「下着を買う」という何ら普通の行動ながら、一つ間違えると想定以上の大きな誤解を生んでしまって面倒な事態になっちゃうことにもなりかねません。

これから女装を始める方が下着をスムーズに入手して楽しめるよう参考になれるよう、記事としてまとめてみましたので、ご参照ください。


基礎知識と、自分のサイズ確認

まずは自分に合うサイズを確認するところから。特にブラの選び方は男性にとっては未知ですので、基礎知識から確認しましょう。

サイズは、”B70″や”C80″など、『アルファベット』『数字』を組み合わせた表記になっています。このうち、『アルファベット』はカップを、『数字』はサイズを指しており、これらは有名ブランド・ワコールさまのHPから出典させていただいた以下資料を参照ください。

出典:ワコール社HP(https://www.wacoal.jp/advice/contents/post-15.html)より

つまり、選ぶにはトップバストとアンダーバストを把握する必要がありますが、普通の男性であればアンダーバストのみを確認しておけばいいかと思います。カップの方はどのようにでもなります(詰め物をするなり、なんなり(笑))ので、好き好きかと思います。

ところで、バストの測る位置は、下図のとおりになります。アンダーバストは、胸のやや下の位置ですね。これもワコールさまHPから引用させていただきました。

出典:ワコール社HP(https://www.wacoal.jp/advice/contents/post-15.html)より

以上より、自分のサイズを把握し、お好みの下着に自分のサイズがあるかどうかを確認、そうして購入するものを選ぶ、というフローかと思います。

ときどき聞く話なのですが、最初のうちは

「買ったけど、いざ着けてみたら、短くてホックが留められない...。」

という失敗もあるかもしれません。そういうときのために、例えば下のような『ブラ延長ホック』なる便利なものがありますので、念のために準備しておくといいかもしれません。


さて、どこで買いましょう?

自分のサイズがわかれば、「いよいよ買っちゃおう!」となりますが、購入する場所にもいろいろありますので、情報を載せておきます。

女装専門のネットショップ

女装者向けの専門ショップがネット上に数多く存在し、下着はもちろん、洋服やウィッグやコスメも、女装に必要なグッズはほぼなんでも揃えられてます。最も安心できますので、初めての方はここを利用するのが最適かと思います。わたしも、今でもときどき利用させてもらってます。

明確に ”男性顧客ターゲット” としているだけあり、商品ラインアップや配送方法でいろいろな配慮がされている点が、うれしいところです。メールや電話で相談にも応じてくれますので、安心ですね。中には「女装講座」の記事を準備して、下着の選び方やメイクの基本などの情報提供をしてくれているところもあります。経営者の方々、影でニーズをかなりリサーチされてるのでしょう。オッケー☆⌒d(´∀`)ノ

弱点は、一般の女性用ショップに比べ品揃えが少なめ、という点でしょうか。

元々は女性向けに作られたものの中から男性でも着用できそうなサイズを選んで出品しているわけですから、品揃えが限られてしまうのはやむを得ないところかと思います。なので、商品の中に自分が好むものを見つけられるどうかは運次第、と言えそうです。

わたしがときどき利用しているのは、女装通販のTLショップ」 さまになります。商品もサポートも、とても充実していて、初心者にやさしい、良いショップですよ。初めてで不安ある方にはお勧めいたします。

また、「女装の山田屋」さまも、女装者には根強い人気。わたしの女装のお友だちの中には、こちらのとても親切・丁寧なサポートぶりに、とても惹かれている方もいらっしゃいます。

「男性向けに作られた女性用下着」のネットショップ

数年前ですが、”メンズブラ” なるものがTVのワイドショーで話題になったことがあり、実はわたしもそこでこの存在を初めて知りました。つまり、最初から男性の体型向けに作られたブラ、ということになります。

こういった 『男性向けに作られた女性用下着』 を販売しているショップが、一般の通販サイトにも出店されています。
女装専門ショップさまと同様の配慮もされてそうですので、もし女性向けショップの利用に抵抗ある方は、こちらを検討されても安心してお買い物ができるかと思います。

例としていくつか紹介させていただきますと、

「ウィッシュルーム」 さまには、センスがよく、華やかで可愛い品物が揃ってそうです。



「JUNKO BJO SHOP」さまも同様、魅力的な商品がいっぱいで充実してます。



ショップはまだまだございます。以下の記事でも紹介させていただいてますので、ご参照いただければ幸いです。

一般の女性向けのネットショップ

少し勇気を出して、一般の女性向けのネットショップにチャレンジすると、より楽しめます。

商品バリエーションも、ショップ数も、男性向けショップよりもかなり豊富にありますので、眺めていると好みの可愛い下着が無数に出て来ます。自然とテンションが上がってしまいます。また、値段的にお得感を感じるものが多く見つかるのもメリットです。きっとお気に入りの商品が見つかりますよ。(^▽^)/

わたしが利用経験あるのは、「ベルーナ」さまになります。非常に有名な大手通販サイトなので、ご存じの方が多いと思われます。



ただし大手通販サイト利用時は注意が必要な点があり、それが配送時の融通が十分に利かない場合がある、ということ。誰にもばれないよう内緒で届けてほしいのに、荷物の中身が記載されたり、コンビニ受け取りができなかったり、など。下手すると梱包箱自体にサイトの名称が印刷されてたりしますので、隠しようもありません。大手なので、きっとお客さんが多く、個別の希望に対して十分な配慮までしきれないのでしょう。なので、サイトをよく見て、事前確認を十分とっておきましょう

ちなみに、わたしは家に一人でいられそうな日時に受け取れるよう、注文時に指定してます。で、届いて中身を取り出したら、真っ先に梱包箱を持って資源ごみ収集場所へ直行し、処分します。隠ぺい工作も大変です。(^^;

もし大手サイト利用がどうしても心配である場合は、規模が少し小さめのショップを選び、注文時に事前にショップに配送の配慮の可否を確認しておく方が安心かと、思います。

少し余談です。実は大手通販サイト関連で、一度危ない思いをしたことがあります。

大手サイトはユーザー登録にて自宅へのカタログ送付有無の選択ができるのですが、わたしがうっかり送付有にしてしまっていたようで、自宅にわたしの名前宛で下着のカタログが届いてしまいました。( ゚д゚)ハッ!

もしカタログが家族に見つかったら理由を問い詰められていたに違いありません。このときは、たまたま残業で遅い帰宅時に覗いたポストの中に見つけたので、慌てましたが難を逃れました。もちろん、その晩は速攻で設定変更いたしました。ε-(´∀`*)ホッ

街のお店の女性用下着売り場

わたしも十分に古い世代でして(^^;、基本的に自分が買うものは自分の手に取って確かめないと安心できない性質です。

なので、最近はだいぶ大胆さを発揮できるようになったおかげで、下着のお買い物もほぼ、街のお店で現物を見て買っています
大き目のショッピングモールの一角にある下着専門売り場などが、入りやすいですね。

ただし、ここを利用できるようになるには、心理的なハードルがかなり高いと思います。女性の同伴者でもいてくれれば問題はないでしょうが、なかなか勇気が出るものではありませんからね。
なにせ、女性の聖域とでも言える場所に男性が一人で行って買い物をしちゃうのですからね。店員さんだってもちろん全員女性。変な誤解をされてしまわないかと、非常に心配になるかと思います。

わたしも最初のころは、こんなこと考えられない行動でしたが、それでもド緊張しながら初めてお店の売り場に買いに行ってみました。すると、案外理解してくれる店員さんがいらっしゃって優しく対応いただき、無事に済ますことができてほっとしました。

これがなによりも楽しいのは、店員さんとお話していろいろ教わることができること。有名ブランド(●コールや、●リンプ、など)のお店であれば下着のプロフェッショナルがいらっしゃいますので、アドバイスをいただけて、勉強にもなります。忙しい時間帯でなければ普通の会話もさせてくれる場合があり、うまく行けば今後も味方になってくれるかもしれませんよ。(*^^)v

なお、もしチャレンジするときは、平日の開店直後や閉店間際といった人が少ない時間を狙って行くのが得策です。たとえ、こちらに卑猥な意味などまったくなくとも、下着売り場に男性がいると買い物がしにくく感じる一般女性も多くいらっしゃいますので。ほかのお客さまや、お店に対して、なるべく迷惑がかからない時間帯がよかろうと思います。


勇気を出して心豊かな生活を!

なんでもそうですが、いろいろ壁はあっても、それを乗り越えたときにはり楽しさをより感じられます。

すきなものを身に着けて過ごす時間は、なんにも代えがたいものがございます。

みなさまとともに心豊かな生活が送れますよう、この記事が一人でも多くの方の参考になればと存じます。

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