趣味の女装について語らせていただきます。その12

女装ライフ

みなさま、こんにちは。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

ずいぶん久しぶりになっちゃいましたが、女装のことを語らせてください。

思い出します、10年以上も昔の話

かつて、初めての女装外出時の話をさせていただきましたが、それはもうかれこれ10年以上も前のお話です。

このときを最後に、女装外出は一切ありませんでした。

一度経験してすっきりした思いもありましたが、正直なところは、当時のわたしには余裕がなかったんじゃないかな?

毎日がほぼ仕事中心という、今から思えば非常に悲惨な生活ぶり。たまに家庭サービスはすれど、就業時間後も休日も空いた時間はいつも仕事をしていたように記憶してます。

心から好きな趣味への向き合い方

このように目の前のモノしか見えないという狭い視野の持ち主でありますので、自分の趣味にまともに向き合う余裕もなし。没頭しやすい性格にもほどがありますよね。

女装についても、情熱が冷めたりたまに熱したり、といった嗜み方。言ってみれば、中途半端にダラダラ楽しんでいた感じです。

今でこそ

「女装は自分が心から愛すること、この趣味と一生付き合って行きたいなぁ。」

と自覚しておりますが、こんな心情になったのなんで、数年でございます。

自分の正直な気持ちを真正面から受け止められるまで、ずいぶんと遠回りをしてしまいました。(^^;

心の変化はどうして起こったのでしょう?

しかし、どうしてわたしに、ここまでの心の変化が起こったのでしょうか?

実はここには、ちょっとした気づきがございました。

それは、女装する男性のことを理解してくれている女性が、実は一般にもいらっしゃることを知ったこと。これはわたしにとって、非常に大きな気付きであったと思います。

すてきな女性との会話の中で

この趣味を隠し持ってることを誰にも言えなかった当時は某SNSを利用しており、いろんな方と会話させていただいて交流を楽しんでいた時期がございました。

そこにいらっしゃったとある女性がたまにお話相手になってくださったのですが、何度か話をするたびに誠実さがよく伝わって来る、素敵な方でした。

安心して信頼がおけそうな方でしたので、ついつい何度もわたしの女装趣味のことを話しそうになりながら、でも話してしまうことにより何か失ってしまうことを懸念してしまい、気が引けて、でもまた話してしまいたい衝動が起こって...、

こんな勇気ない行動を繰り返しておりました。

彼女からかけていただいたひとこと

でも最後は自分の欲望が勝ってしまい、
「どうせネット上だし、軽蔑されたら、恥の晒し逃げしちゃおう!」
と、勢いをつけ赤面しながら自分の女装のことを話してみました。

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一般の女性に話すことなんて、これがまったくの初めて。爆笑なり嘲笑なりされること覚悟での打ち明けです。

しかし、意外なことに、先方は逆にすごくいい印象を感じていただけた様子。

笑い飛ばされるどころか、
「勇気を出してくれてありがとう」
的な言葉をいただいちゃったのです。もう涙が出そうなお言葉ですよね。(^^♪

協力的な姿勢を示していただき、それまでのわたしの苦労や心の葛藤に真剣に耳を傾けていただきました。

まさに、これがこれ以上ない喜び。同時に、その女性の奥深さに対し感謝の念が尽きませんでした。

そのまま自信に繋がりました

こうなるともう、わたしは調子に乗ってしまう性分なのです。その後は女装に関するいろいろな相談をさせてもらうようになり、今でもときどきやり取りを継続させてもらってます。もうすっかり、女子友の状態なのです。!(^^)!

振り返れば、このときの経験をきっかけに、ようやく自分のこの趣味に自信が持てるようになったと感じてます。自分で自分を許せるようになったのが、まさにこのとき。

ちょっとした勇気が好循環に

隠し持っていた時期が長かっただけに、このトンネルを抜けたとあっては、もう怒涛の勢い。昼間でも街を女装で歩くようになれるまで、トントン拍子で進んで行きました。

また、街に出たら出たで、また別な協力的な女性ともいっぱい出会う機会に恵まれていったのです。

思い切った行動が新たな好材料を生み出してくれて更に楽しい日々を迎え入れられるという、スパイラルアップの状態。

リスクをとっての行動が大きなリターンで帰って来たことには、いろいろな方への感謝の念をいっぱい感じております。

ただし、未だ敵意を持たれる女性もいらっしゃいますので、節度は忘れずに行動するようにいたしますね。


ところで、最近は女装お休みモードに入っちゃってます。仕事復帰の件やら、体調不良の件やら、少し整理できず余裕を失ってました。

しかし、これからも楽しみ続けたい気持ちに変わりはございません。また気分が乗ればお着換えしたいと思います。

下の写真は2年ほど前のもの。やはり眺めていると疼きますね。( ´艸`)

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