趣味の女装について語らせていただきます。その4

以前に女装趣味に関して書かせていただいたものの転載、
今回は”その4”で、一応最後のものになります。生まれてはじめてのメイクの話です。

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はじめてメイクしたのは、前回書きましたQ誌を手にしたときから、2~3週間後だったと思います。

意を決して、『E会館』という老舗女装クラブへ向かいました。
その当時は総武線のとある駅の近くに存在しました。店名の看板は立っていましたが、もちろん何も知らない人が見ても何の店だか全くわからない感じです。
店を見つけると超緊張してしまい、速度を緩めて周りを見て誰からも見られていないことを確認してから、思い切って入っちゃいました。

店の中には女性用の衣類や品物がいっぱい。いつも街中のショップに飾られていた可愛いお洋服など、ここでは堂々と眺めたり試着したりできるんですね。もちろん下着なんかもいっぱいです。夢のような世界でした。
他に何人かいたお客さんはもちろん全員が男性。年齢も様々でした。
嬉しさと驚きで少々圧倒されながら店内を眺め回していたら、ありました。上の階へ上る階段。1階がショップで2階がサロンになっていて、2階で女装者が集うことはもう予め調査済み。
「ここなんだな...」

レジで、初心者セットみたいなものを買って2階へ上ると、いらっしゃったのは優しそうな女性。初めて来たことを伝えるといろいろ案内され、レンタルの衣装から選んだ服に着替えて、いよいよメイクの開始!

メイクに関してはほとんど知識がなかったため、担当の女性に全てをお任せって感じで...、できあがった自分の顔を見ると、また何とも言えない新鮮な喜びと驚きでした。こんなにも変わるもんなんだな、って。
そうして、ウィッグを着けて完成。

その姿で、サロンで同好者のみなさんと初めて少し会話を交わしました。が、何を話したのかあまり覚えておりません。とにかく緊張の連続でしたので...。
そのクラブには何回か通ってからようやくだんだんと話もできるようになりました。

この頃、なにが楽しかったかと言えば、女装自体はもちろん楽しいことですが、同好者の方々と交流させてもらうことで自分の心の中の鎖が少しづつ解けてきていることを感じられていたことが一番でしたね。仕事も通常生活も同じでしょうが、一人で考え過ぎてるといつの間にか心が閉ざされて壁に囲まれた気分になっちゃいますから。あまり人に言えない趣向を持っていることが負荷になって、少しネガティブ思考になっていたと思います。


ここにいる人たちは同じ痛みを持っているのかもしれないな、って考えることで、心を許せる場をもてて救われたなぁと思っておりました。

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この一連の転載、載せた本人だけ盛り上がったかもしれず、すみません。
読んでくださった方には感謝です。ありがとうございました。
もし気が向いたら何年かぶりにこの続きを書いちゃうかもしれませんが、
その際はまたよろしくおねがいいたします。

コメント

  1. miiko より:

    こんにちわ。
    私も昔、何回かE館に行きました。Q誌も読んでいました。懐かしいです。
    この頃は女装を始めたばかりで、外へは出られませんでしたが、同じ趣味の方と交流ができて楽しかったです。
    東京までは遠いので自然と足が遠のきましたが、女装はやめられず、今では030438一人でも外出できるようになりました。

    • miikoさんへ

      コメントいただきありがとうございます!

      E会館やQ誌のことがわかっていただけて、とてもうれしい気分です。
      かつてはE会館くらいしかありませんでしたからね、なつかしい限りです。

      わたしも一人で女装外出できるようになり、
      当時なにもできなかった自分が恥ずかしく思ったりもしますよ。

      これからも、よろしくおねがいいたします。

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