女装メイクを学んだ、3つの行動

女装エッセイ

みなさま、こんにちは。いつもわたしのブログを訪問くださり、ありがとうございます。

今回ですが、わたしが女装メイクを学び出したころを思い出して、綴ってみようと思ってます。

ほとんど知らない状態から勢いだけでメイクセットを購入したこと、ブログや動画での独学、お友だちからのレクチャー、プロからの実地研修．．．。

いろいろ取り留めのない経験談ではございますが、最後まで読んでくださいますと、とてもうれしく思います。

着るだけでは楽しさも徐々に薄れるもの

女装を楽しみはじめた当初は、ただ女性用の衣服を着用するだけで、すごくドキドキして楽しめるものなのですよね。

スカートに足を通すだけで、かなりの高揚感を感じていたものです。

このひとときは大事にしたいです
久々の日記です．．．。出勤前に、家に誰もいないタイミングでちょこっとだけ女装タイム！先日古着屋さんで買ったお洋服を着ちゃいました。女の子モードでいるときが、今はいちばん楽しいです。本当はきちんとメイクして外出もしたいんだけ...
enjoylife-rie-nakatani.blog
2014.05.16

けど経験を重ねるごとに、おそらく多くの女装さんが気が付いていると思われること。

それは、その楽しい気持ちが初期のころからだんだんと薄まっていってる、ということと思います。

お着換えが楽しいことに変わりはございませんが、ただのお着換えに関する当時の刺激は、きっといまとは比べ物にならないほど大きかった筈。

要するに人間って、同じものごとに対しては、慣れてくるとだんだん欲望が高まって来てしまうものですからね。

これはもう、人としての ”止む無き性（さが）” かと、存じます。(^^;


メイク願望の高まり

もちろんわたくしとて女装を愛する身、当然みなさまと同じでございます。

最初のころは、わくわくしながらワンピなどを買って来ては、自宅のみで女装を楽しんでおりました。これだけで心が躍っておりましたよ。

それもやはり、経験を重ねる度に薄れてきちゃいました。そして、その先のいろんなことに、チャレンジしたくなってきちゃうのですよね。

その願望の一つが、これでありました。

「自分でメイクできるようになりたいっ！」



女装クラブなどでメイクしてもらったことはございますが、自分でメイクすることはそれまで経験なし。

なので実は、女装外出をはじめた当初は、メイクなしで行っちゃっておりました。(*_*;

一応は、人がとても少なく、極力影響なさそうな場所を厳選。そして車で出掛け着替えてささっと飛び出しちゃう、という感じ。．．．まぁ、恥かし気もなく、こんなことよくやっちゃってましたね。(^^;

ドライブ！
近くの展望台までドライブしてきました。心地よい暖かさでしたけど、天気がもっとよかったらなぁ〜、って感じでした。山から景色を眺めていると、なんとなく気分がすっきりしてしまいます。...
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2016.04.24

言わば、セルフメイクはわたしにとって、長年の大きな願望のひとつ。

ついにこれに向けて、心が動いてしまったのです。

一段高い場所へ足を踏み出す挑戦へのきっかけ、になったのでありました。

お化粧セットを購入するも、肝心な技術なし

一度決めちゃったら、もうこれまで！勢いづいちゃったわたしの心は、止まりませんでした。(^^;

勢い余って、早々にネットでメイクセットを購入いたしました。

当時手にしたのは、女装者向けの ”初心者用メイクセット” なるもの。ほぼ一式、コンパクトにまとまったものを買わせていただきました。




さて、道具は手に入ったものの、問題はこれらの使い方を学ばねばならないこと。

どう使うんだか、”なんとなく” 想像はつきはしますが、所詮は ”なんとなく” でしかありません。

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ほとんど無知ではありましたが、うまく使いこなしてきれいになりたい気持ちだけは一人前。女装者の執念なのでしょうかね。（笑）

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きちんと学んで使いこなせるようになりたい気持ちとは裏腹、
わたしは隠れ女装の身であるため、家族の者に使い方を教えてもらえるような環境ではございません。

まして地方に住んでおりますので、女装クラブなど男性でも気軽に学べる場所もなく、環境的にもあまり恵まれてはおりませんし。


あの手この手でメイクのお勉強

このように、なんのイロハも知らず、ろくに準備もせずに、始めることにしちゃったメイク。

これまでにまぁいろいろと、苦労や手探りしながら、独学なり知り合いからのアドバイスをいただいたりなどやってまいりました。下手くそメイクながらも、回数だけは重ねてまいりました。

経験値のおかげか、いまでは少ぉ～しだけ、最初寄りはましになれてるかもしれません。（どうだか、わかりませんけどね。）


参考になれるかどうかわかりませんが、わたしがどんな形でメイクを勉強してきたのか、振り返ってみたいと思います。

お一方にでも、少しでもなにかのお役に立つことができれば、とてもうれしく思います。

女装者用のブログ記事、動画

いまの時代、ネットで情報がたっぷりと入手できますので、とても便利ですよね。わたしもたくさんのブログ記事や動画を拝見して、学んでおりました。メイクのノウハウを読んで観て学んで、よく徹夜しちゃったものでした。

もちろんですが、一般の女性向けメイクではわたしにとってはレベルが高すぎ。

ここはやっぱり、餅は餅屋。女装者向けに編集された「メイク初心者向け講座」的なものを頻繁に眺めておりましたよ。数々のサイトを拝見し勉強させていただきました。

その中で、主に活用させていただいたのは以下でしょうか。ご参考まで。

女装専門TLショップ さま

女装通販・山田屋 さま

女性のお友だちからの直接指導

ブログを読んだり動画を観たりの独学が中心ではありましたが、これをどれだけ積み重ねても、習得にはなかなか厳しいものを感じました。

つまりは、実際に見て善し悪しを口に出してアドバイスいただける相手がいないと、ということなのです。

ブログのとおりに自分でメイクしたところで、客観的な視点からの意見がないと伸び悩むのは、何事でもおなじこと。

やはり早く習得するには、お友だちなりコーチなりがいる環境に、越したことはありません。

慣れた方から手取り足取り教えてもらうことは、非常に勉強になるのです。

できることなら、ほぼ毎日メイクされている一般の女性から教わりたいものですよね。


わたしの場合は幸い、女装を理解くださる女性のお友だちに恵まれました。これは、とてもありがたいことでした。

特に思い出深いのは、年がひとつ上で幼いころから仲が良かった、姪からのメイクレッスンでしょうか。

親族の中で彼女にだけ、わたしの女装のことを話しておりました。なので彼女に頼み、何度かメイクを教えてもらったものです。

子どものころに戻ったように、わいわいしゃべりながらのレッスンタイム。とても楽しい時間を過ごせましたよ。

彼女にしても

「妹ができたみたいで楽しい」

と感じてくださったみたい。おたがいに、幸いなものでありました。

こういう親族がいてくれたことは、わたしはとても運が良かったと思います。


プロのメイクさんからの実体験

本格的なメイクにも挑戦したくなり、一度メイクサロンにも出掛けたことがございます。

実体験して見ながら学び、自分もきれいになっちゃおう、という作戦。

ちょっとした知り合いの女性が店長をされているサロン。

「女装の方でも、ぜんぜんokですよぉ～♪」

と許可をいただき、うれしい限りでありました。こんな地方にいながらも女装者を受け入れてくださるお店を見つけることができたことに、ここでも自分の幸運さに感謝したい気分です。


多くのお客さまを相手にされているプロの方から受けているメイクの時間、これはもう格別なひとときでありました。

プロのメイクさん、さすがです。
メイクサロンに行って来ました！メイクサロンなんてふつうは女性でないと立ち入れない聖域。なのに、お店のスタッフの方々からあたたかく迎えていただきました。女装したわたしでも、自然におしゃべりさせていただいて、入店時の緊張感も最初で...
enjoylife-rie-nakatani.blog
2019.09.30

あの技はなかなか自分のものにはできませぬが、お話させていただきながら、知識はだいぶ上がったように思います。

いい経験でございました。

凝れば凝るほど趣味は楽しいのです

幼いころを思えば、わたしの生涯はよくこれだけ女装に凝ってしまったなぁ、と感じてしまいます。

女性脳をしてるのかな？

一生をかけて楽しめる趣味に出会えたことには、天に感謝する次第でございます。

どんなに辛いことがあって、しばらくするとやはりここに戻って来ている自分。

もうこのまま死ぬまで、凝って凝って凝りぬくように、楽しんでいきたいなと思ってます。(^^;

これからもみなさま、どうぞよろしくおねがいいたします。m(_ _”m)




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