[休職中の生活]辛かった日々の日記を読んでみて⑥

休職生活 適応障害との格闘

2020年9月8日の日記より

2020年9月8日に、某SNSに書き込んだ日記。原文そのまま。

先日、主治医の先生から診断いただきました。

休職当初と比べると自分のメンタル面がだいぶ落ち着いていることを自覚していたため、てっきり職場復帰日程を当初の予定どおり進めさせてもらえるものと信じて疑わず臨んだところ...、

いろいろ近況の話をし、先生から出された診断結果は、
「休職期間を延長したほうがよい」
とのことでした。

「え~?!」って心の中で叫んだあと、その日とその翌日はショックで何も手付かず。
今日になってようやく改めて冷静に自分を問い質してみましたが、
きっとこれまで持っていた『復帰してまた仕事したい』という気持ちは、
仕事をしていない現状を焦る感情から湧き出ていたものであって、
まだ”心から働きたい”という感情は芽生えてなかったんだな、ってことが見えて来ました。

よ~く考えたら、未だに休職に至ったプロセスがときどき頭をよぎり、そのときの不安感は消えておりません。
主治医の先生はこれを見透かしていたんだなって思うと、「さすがプロ!」って感じです。

ということでメンタル治療の奥深さを感じるとともに、
このままで本当に自分は復帰できるのかなぁ?
なにをすれば自分の心の壁を越えられるんだろう?
と、まだまだ自問自答の日々がつづきそうです。
人生長いから焦らない!、と自分に言い聞かせてがんばります。(何度目?)

これが、復帰する気満々でいた矢先に休職延長を言い渡された直後だったのでしょう。

復帰が遠のいてしまって、先が見えない苦しみの真っただ中だったと思います。
自分が何をしたらいいのやら全く見えない毎日、苦しいものでした。

仕事以外に目を向けることを忘れずに

要するに、会社に行って会社の仕事をする以外の自分の生きる道を何も見つけられていなかった、ということなのです。

自分自身の人生に対して目を背けていたのだと思います。
自分自身と向き合うことを避けるために仕事に没頭していた、とも言えそうです。
仕事に集中することが逃げ道であった訳です。
意思を持ってそうしたことはなく、視野が狭かったために他の世界に目が向かず、自然とそうなってしまっていたのです。

自分の性格上、勇気を持って立ち止まって自分自身を見つめる機会を持つことを心がけて生きて行かねば、また繰り返しになりかねません。

この性格が嫌になることもございますが、きっといい面もあるはず。
うまく付き合って行けるようになりたく思います。

みなさま、今年は大変お世話になりました

今年もいろいろございましたが、まもなくおしまいですね。

ここまで来れたのも、いろいろな形で応援くださったみなさまのおかげです。心から感謝させていただきます。ありがとうございました。

来年もひきつづき、よろしくおねがいいたします。

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