女装をはじめたころの思い出 その09

女装ライフ

わたしの女装についての思い出を、お恥ずかしながら語らせていただいております。

今回は、10年ほどの ”女装空白期間” のことを思い出してみました。前回の話(その08)も興味を持っていただけましたら、以下を参照くださいませ。

余韻に浸っていた10年

思い切って名古屋ではじめての女装外出(「その08」をご参照、リンク先は こちら )を果たしたあとは、しばらく ”お着換え” を楽しむこともなく過ごしておりました。いわゆる空白の期間。

悲願を達成して暫し満足感に浸っていたように思いますが、思い返せば10年って長かったですね。

行動を起こさず、失われた10年?

あのころの自分の心の中は、こう。

「あの外出が自分にとって最初で最後にしよう。」

でも正直に答えると、もう戻らないために無理やり自分を納得させていた口実でありました。

本音は、これなのです。

「あれを最後にしなきゃいけない!」

...要するに、ずっとずっと、自分自身の本心を締め付けていたのです。

まだ女装する自分を素直に受け入れる心を持てなかったのが正直なところ。古い時代の考え方に捉われていたのでした。

未だにどこかしら後ろめたい罪悪感的なものを感じ、
”女装なんて、まっとうな人はやっていてはいけないこと!”
などという考えが、強かったと思います。

自分の中で、本心が偏見な心から押さえ付けられていた、このような悶々とした日々。

「結局は行動をせずに失われてしまった10年だったなぁ~」

と、思い返されます。

女装サイトを見ながらの妄想の日々

とはいえ、女装への興味が消え去った訳ではありません。自ら着替えずとも、寝る前によく女装系サイトを観て楽しんでおりました。
素敵に着飾っている方々を見ながら、夜な夜なひとりで妄想を膨らませておりましたよ。(#^.^#)

いろいろ訪問させていただきましたけど、なかでも当時よく利用させていただいたのは、T’s LOVE さま。

女装をされる方には、とても有名なサイト。多くの著名なSNSが押している昨今、女装界では未だに支持率が高いサイトですよね。

もしご存じない方がいらっしゃいましたら、お勧めさせていただきます。

自らせずとも楽しく交流させていただきました

T’s LOVE さまではメッセージなどで、多くのネット上での交流をさせていただきました。とてもすてきな仲間(女装さんたち)にたくさん巡り合えて、ここを訪れることを毎夜楽しみにしておりました。

このサイトの何がいいかと申しますと、登録が招待制であること。

招待する側は、それなりに信頼おける人だけ招待しますよね。招待してもらう側も、招待してくれた人に迷惑がかからないよう、登録後も真摯に対応しちゃいますしね。

おそらくこれが影響してなのか、ここで知り合った方々はみなさんいい方ばかり。なのでここでは、わたしの本音も開放してあげられる、貴重な時間でもありました。
このサイトを知ることができたことに縁を感じます。みなさまに感謝の限りです。


でもやはり、お着換えに疼いてきちゃうのです

こんな感じで長らくお着換えなしで楽しんでおりましたけども...、

やはり一度この楽しさを覚えちゃうと、またまた女装したくなってきちゃうものなのですよね。(^^♪

T’s LOVE さまなどで着飾ってらっしゃるみなさまの様子を眺めていたら、わたしもまただんだんと女装熱が再燃してしまったのでした。


次回(その10)は、いよいよ空白期間から脱皮はじめたときのことを書かせていただこうと思います。またお時間ありましたら、よろしくお付き合いおねがいいたします。


コメント

  1. あき より:

    りえちゃん、とっても綺麗です。
    男性が女性の格好をしてくれるって、女性からしたら
    なんだかとても嬉しいものです。
    女性の気持ちを理解してもらえるような気がしますから。

    いろいろ世間との葛藤はあるでしょうけど、一度しかない人生、好きなことは
    周りに遠慮する必要はありません。したもの勝ちですよね。
    さまざまな思いが、りえちゃんの優しさとなって、今のりえちゃんを形成しているのでしょう。

    • あきさん

      コメントありがとうございます!
      理解いただけて、とてもうれしい思いです。

      世間体との間に感じた壁を越えてみる勇気を持てるように
      なるまでにずい分と時間がかかっちゃいましたけど、
      まだこれからでも遅くない、
      そう思って今後も楽しんで行きたいと思います。

      今後ともよろしくおねがいいたします。m(_ _”m)

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