女装をはじめたころの思い出 その10

女装ライフ

わたしの女装についての思い出を、お恥ずかしながら語らせていただいております。

今回は、 ”空白期間” から徐々に解き放たれ、徐々に女装願望が高まっていってたころのことを思い出してみました。前回の話(その09)も興味を持っていただけましたら、以下を参照くださいませ。

SNSでふたたび疼いた女装願望

仕事を終えたあとは、あの有名な女装系SNS、T’s_LOVE さまを読み耽る日々。みなさまがきれいに着飾られてる姿を夜な夜な羨望の眼差しを送り続けておりました。

とまぁ数年はおとなしく眺めながら過ごしておりましたものの、そのうちに案の定、どうしても捨てきれぬ女装への思いが蘇ってきちゃうものです。

人生は長くないし、またわたしも女装を楽しんじゃおう、って気分になってまいりました。

最初はネットでお買い物、初心者時代はコスプレ系で

その頃はすでに、ちょっと検索すれば多くの女装系ネットショップが見つかる時代でありましたので、さほど苦労することもなく女装は可能な状況。

あとは、家族に見つからないように買って、見つからないように保管して、みつからないように着て楽しむのみ。

でも、当時の写真は1枚も残ってないんですよね。今思えば残念な限りです。

当時ははコスチューム系で楽しんでましたね。セーラーに、チアガールに、ミニドレス...。

初心者にありがちな、欲望を突き進むパターンでいろいろと着ておりました。




いつもこっそり夜遅く、自室で着て楽しんでおりました。

興味の向きは徐々に普通の装いに

コスチューム系が慣れてくると、趣向は分かれますよね。

そのまま自分の好きなコスに突き進む人と、だんだんと普通の女性のファッションが気になりはじめる人。

これは、どちらでもいいのです。本人が心から楽しめる方向であれば、年齢も人の目もなにも関係ない。好きな姿になれれば、それでいい世界なのです。

ところで、わたしは後者の方。自分と相応な年齢の女性が着用されている服、これに興味が湧いてきました。

お世話になったベルーナさま

いわゆる一般女性が使われている通販のページには、大変お世話になりました。

ニッセンさんや、千趣会さんなど、いろいろな通販ページの女性ファッションを眺めるようになり、勉強させていただきました。

中でもわたしの場合、ベルーナさまがお気に入りでしたよ。

当時よく話をしていた女装友だちもベルーナファンだった影響もございます。

わたしはワンピ大好き派でしたので、ベルーナさんの電子カタログをよく読んで、買い物もさせていただきました。非常に懐かしい思い出です。

しかしむなしい、処分の日

わたしを含む隠れ女装家の最大の試練は、隠し場所のこと。

人口の多い地域ならまだ貸しロッカーなどが充実しておりますが、わたしのような地域でひっそり楽しむものにとっては隠し場所はいつもなやみどころなのです。

なので、多くの数のお洋服を保管することがままならず、まだまだ着れる服でも新しいものを買っちゃうと手放さざるを得ません。

家族に見つからないよう、隠れてこっそりと、残念がりながら古いお洋服を捨てる。

このときは非常に悲しい時間です。隠れ女装家の悲哀のシーン、おそらく同好者の方でないと解り得ないのではないでしょうか...。


次回(その11)は、室内女装を楽しんでいた日々から、女装外出に踏み切るきっかけとなったお話をさせていただこうと思います。よろしければまたお付き合いいただきたく、おねがいいたします。

今回も読んでくださって、ありがとうございました。


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