女装用の靴は小さ目サイズがよいのかも

女装ライフ

みなさま、こんにちは。いつもブログを訪問くださり、ありがとうございます

今回ですが、わたしのこれまでの女装ライフにて学びました”靴の選び方”について、綴らせていただこうと思います。
学んだ大きな2点として、①男性が履けるサイズは街の靴屋さんにはなかなか置いていない、②男性は大き目の靴を選びがちなので要注意、といったところでしょうか。また、女装ショップの山田屋さんから、とても親切に教えていただいたことも、印象深く思ってます。

特にこれから女装をはじめようとする方は、わたしと同じ失敗がなきよう、ご留意いただきたく思ってます。最後までお付き合いのほど、よろしくおねがいいたします。

失敗が続いた靴選び

わたしの過去の、女装用の靴選びを思い起こせば、失敗が続いたものでした。
お恥ずかしながら、とりあえずはそれらの体験談から...。

サイズがなくて買えずに残念

10年近く前の出来事かと、思います。女装のために、初めて女性用の靴を買うことにいたしました。
そこでいきなり直面したのが、”自分に合いそうなサイズが、お店にはなかなか置いてない”、という問題。その原因は、わたしが最初から、街の普通の靴屋さんで探し始めてしまったことでしょう。


なにせ初めての女性靴を買うのですから、普通ならネットの女装者向けショップを利用するのが、無難なところ。
それなのに当時のわたしは、一般女性と同じお店で靴を選んで買うことに、とても憧れていたのでした。なので、買うと決めた勢いで、街中の靴の量販店に出掛けてしまいました。

ドキドキしながら向かったレディース用の靴売り場。女性店員さんに、恥ずかしくも自分のためのパンプスを買いたい旨を伝え、笑顔で応対してくれたところまでは、良かったところ。


けど問題は、ここからでした。

「お客さま、サイズはおいくつでしょうか?」

...おっと。
普段、男性モードで履いているサイズは、26.5cm。わたしとしては自然に楽に履いているこのサイズを伝えたところ、返ってきたのは次のおことば。

「すみません、うちには置いてないです。」

ショックではありましたが、仕方なくお店を出て、別なお店に向かいました。

しかし、お店を変えてどこで問い合わせても、結果は同じ。「ありません」なのでした。
したがって、この日は買えず、そのままがっかりと帰宅。


これって、よくよく調査すると当然の話なのですよね。
一般女性の靴サイズの平均は、23cm程度なのだとか。わたしは26.5cmですので...、かなり大き目ですよね。(^^;
このような平均を遥かに超えたサイズなど、ニーズが少ないもの。売れないとお店の在庫と化してしまいますので、お店にとっては極力持ちたくないと思うことなど、容易に想像できちゃいそうな話ですよね。

ちょっと調べて行動すればよかったのに...。これは偏に、わたしの経験不足からの失敗でございました。


買って届いたものが大きくて残念

このように、街のお店には置いてないとなると、やはりネットで買うしかありません。

しかし、ここでも懲りないわたしは、一般女性向けネットショップを利用することにしてしまいました。ネット上となると、26.5cmのパンプスを販売しているお店は、容易に検索できました。

スマホ上で気に入ったデザインを選び、サイズも打ち込んで、いよいよショップに注文。


しばらくして、いよいよパンプスが届きました。開封し確認したサイズは、26.5cmで間違いなし。
さっそく履いてみましょうと、玄関に置いて、両足を通したところ...、

「...おや?」

即座に気付いた異変は、そうなのです。想像とは異なり、大き目で、ややブカブカな感じでありました。

「おかしいなぁ、間違いなく26.5cm、ふだん履いてるのと同じなんだけど...。」


妙に思いながらも、情報もなかったものですから、

「女性の靴って、案外こんなものなのかもしれないな。」

と、無理やりの納得感で抑えてしまいました。
せっかくお金を出して買ったものだから、多少大き目でも履けないこともないし、これでいきましょう、といった乗りだったのです。


このように、生まれて初めて購入したパンプスはやや大き目ながらも、いつもこれを履いて、外出を楽しんでました。

しかし、やはり大き目の靴は、無理があるのですね。歩いているさ中に踵がパカっと脱げてしまったり、それが何度もつづいて踵が擦れてしまったり、つま先にも血豆ができてしまったりと、なかなかの辛い思いをしておりました。

買い直してもまたまた大きくて残念

またしばらくして、靴も少々傷んできましたので、新しいパンプスを買い直すことにいたしました。

しかし、これまでの失敗を振り返ると、やはり王道に立ち戻り、女装者向けのネットショップを利用することといたしました。


数日後、注文の品物が到着。
足を通してみましたところ...なんと、またもやサイズが大きい!しかも、初代パンプスよりも、さらにひと回り大きくなったような感覚です。

それはもう、残念を通り越して愕然としながら、手に取った新品のパンプスを眺めていたのでした...。


やっと気づいた自分の無知

こうやってやっと、本気で考え始めたのです。

「靴を買うことがこうもうまく行かないとは、どういうことなんでしょう?」

そしてようやく、潜在的な問題に、気が付いたのでした。

「これはどうも自分が理解しきれていないことが、なにか潜んでいるに違いない!」

本気になってしまったときは、わからないことがあればわかるまで追求してしまうのは、自分がよく知る自分の性質です。無知を晒しても構わない覚悟で、買ったお店に電話で質問をさせてもらうことに決めたのでした。


初めて知った、靴のこと

今回パンプスを購入したお店は、女装ショップの山田屋さん。電話の向こうは、その店員さんであります。
しゃべり声の感じから、女装子さんであることは、見れぬとも明白。いかにも女装を愛してらっしゃいそうな、かわいい声の方でした。

この店員さんに問い合わせて、初めて知ったのでした。

「あ、それ、よくある問い合わせですよ。」

へぇ~、そうだったんだぁ。他の多くの女装さんも、靴の問題に直面した経験があったのですね。

しかも、さらに聞いたところ...、

「男性は実際の足のサイズより、大き目のものを選ぶ傾向があるのですよ。」

...はい、これはまさに、目から鱗の情報でありました。

店員さんによると、男性の靴選びは、実際のサイズよりも大き目のものを選びがちなのだとか。確かにわたしもこれまで、ぴったりするよりも、ゆったり楽に履ける靴を選んでおりました。

なので男性は、自分の実際のサイズよりも1cmほど大きいものを履く傾向がある、というお話をいただきました。

なるほど、自分のことを考えると、納得が行く話であります。


その後は店員さんから、履いた時のいろんな部分の状態を聞かれました。
その結果、普段よりも1cm小さい25.5cmの靴を、お勧めしてくださったのです。

ついに出会えた最適サイズ!

店員さんの推薦サイズのパンプスが、自宅に届きました。

ほんとうに小さ目サイズで大丈夫なのでしょうかと、やや不安を覚えながら足を通してみますと...、
なんと、わたしの足にピッタリ!
それでいて強い締め付けもなく、履いてて心地よいくらいでありました。

ようやく、最適サイズの靴に巡り合うことができたのです。まさに感動!


こんな感じで、かなり遠回りをしながら、やっと自分の足に合うパンプスと、巡り合えたのです。おかげさまで、いまではこれで、快適に歩いておりますよ。(^^;

まぁ元を辿れば、好奇心に任せて無計画に行動し、失敗に対して正面から向き合う姿勢を持てなかった、わたし自身が原因でありました。靴選びに限らず、こんな行動を取っている自分に、赤面の限りですね。

店員さんの神対応に、納得と感動

それにしても、今回の店員さんから教えていただいた情報は、絶賛ものでございました。親切丁寧に教えていただき、まさに神対応!

一気に山田屋さんのファンになってしまったことは、言う間でもありません。

感動さえいたしましたので、今後も利用させていただこうと思います。山田屋さん、ありがとうございました。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
みなさまとともに、これからも楽しい女装ライフを、楽しんでいきたいと存じます。

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