トランスジェンダーのピアニスト・下里豪志さん、応援申し上げます♪

女装エッセイ

みなさま、こんにちは。いつもブログを訪問くださり、ありがとうございます。

今回ですが、最近とても気になった方、トランスジェンダーのピアニスト・下里豪志さんについて語らせていただきます。
トランスジェンダーとなると、とかく色物にされがちではありますが、下里さんはほんとうに努力と実力でピアニストとしての地位を固めつつある方のようです。若く可愛らしい方ながら、とても尊敬してしまいます。

かんたん、かつ勝手ながら、この場で紹介させていただきたく存じます。

色物でない実力派ピアニスト

知人から下里さんの話を伺い、さっそく演奏を聴いてみましたが、まさに驚きでございました。

Takeshi Shimozato Rachmaninoff – ラフマニノフ「音の絵 」2019

トランスジェンダーの演奏家と言うと、悪い言い方をしてしまえば、大衆の興味を惹くためのパフォーマーとも捉え兼ねられないのが、正直な現実かと思います。一歩間違えば、いわゆる ”色物” 化してしまいそうな存在かと。

しかし、彼女はまったく違うのですよね。唸るほどの実力をお持ちのようです。

ピアノに対して真摯に、正々堂々と取り組んでらっしゃる姿勢が、ド素人のわたしでも感じてしまうほどの迫力の演奏をされるのです。

CHOPIN Etude op10-5 Takeshi Shimozato – 2017

インタビューがとても可愛らしい

いろいろ探しておりましたら、地元・沖縄の放送局のインタビューに応える下里さんを、拝見することができました。

さぞやストイックな演奏家なのかと思いきや...、その様子は、なんとまぁ可愛らしい!ごく普通の若い女性そのままなのですよね。
しかも、ユーモアもたっぷりのようで、ついついほっこりいたしました。(^^♪

Listen31 下里豪志さん ›

とても良い家庭環境で育ったようです

幼いころから自分の性を認識されていたようです。
しかも、家族の方は、それを自然に受け入れて接されていた様子も、記事から伺うことができました。

トランスジェンダーのピアニスト「演奏で振り向かせたい」コロナ禍乗り越え唯一無二の演奏で魅了 | OKITIVE
イタリアを拠点に活躍する南風原出身のピアニスト、名前は下里豪志さん。心は女性で体が男性というトランスジェンダーの下里さん。コロナ禍での苦難を乗り越え4年ぶりとなるソロリサイタルに密着した。OKITIVE(オキティブ)は沖縄に関するヒト・モノ・コトを軸に、あらゆる切り口で情報をお届けする沖縄エリア特化型メディアです。くら...

こんな協力的な、素敵な家族に恵まれたからこそ、人生弾けられたように思います。

下里さんを心から応援したい気分です

しかし、きっと裏では、想像を超えるほどのピアノの猛練習を、続けられていたものと察します。

トランスジェンダーという肩書に頼らない、強い気持ちでピアノに向き合っておられるものかと。

それが実って、いまの実力が兼ね備えられていることなのでしょう。

わたしなど、単なる中途半端な女装家でございますが、下里さんの気持ちに共感させられました。心から応援申し上げたいと思います。

Schumann Kreisleriana op.16 – 2021 Takeshi Shimozato

下里さんに限らず、物事に真摯に取り組んでらっしゃるすべてのみなさま、夢に向かってがんばっておられるみなさま、とても輝いてらっしゃいますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _”m)

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