女装道具はどこに隠しましょう?

女装エッセイ

こんにちは。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

今回ですが、隠れ女装者にとって尽きない悩みである ”女装道具の隠し場所” について綴ってみました。

わたしの場合、道具は少なめに持つこと見つからないように定期的に場所を変えること、を対策として忘れないようにしております。(^^;

あと、秘密厳守で何でも話ができる親族の理解者を得ておくことも、有効そうです。

最後まで読んでいただけますと、とてもうれしく思います。

隠し場所がいつも悩みどころ

わたし自身も含めた、既婚の隠れ女装愛好家さん、みんなの共通の悩みと言えば ”女装道具の隠し場所” ですよね。(^^;
家庭では内緒ににして楽しんでおりため、下手なところには置いておけません。絶対に見つからない場所を確保しておくことって、とても大きな課題です。

都心に近いところであれば女装者用ロッカーが備わったルームなどがいっぱいありますので、そこを利用すれば比較的安心でしょう。

けど、わたしのように片田舎に住んでいる者にとっては、とてもシリアスな問題なのです。

この話題、いろんなところでいろいろな同好者の方に伺ったことがございます。

そこでいつも思うのは、みなさんあれこれと感心するくらいに工夫を重ね、乗り切ってらっしゃるようです。まさに涙ぐましい限り。(・。・;

見つからずに女装を楽しむための執念、とでも言いましょうかね。(*^-^*)

以下ですが、参考までに、わたしがどうやって隠し持ちつづけているかを紹介させていただこうかと思ってます。

道具は常に少なめに

まずは、お洋服などの道具は極力少なくし、常にすべての道具をスポーツバッグ一つに収まる程度に制御抑えるようにしています。
こうすることで、隠し場所の便宜性が高まりますし(小さな狭い場所でも隠せるようになったり)、見つかりそうになったときに少しでも移動しやすくできたり、といったメリットがあります。


しかし、多くのものを持てない点で、少し悲しさが付いてまいります。

新しいお買い物をするときは、入れ替えに古いものを処分する必要が出てきます。なので、お買い物のたびにそれまでお気に入りだった古いお洋服を泣く泣く処分してしまったような経験が、何度もございます。

とても悲しい気分になりますが、長くいっぱい楽しむための我慢のしどころと捉えてます。

また、冬シーズンは上着などが嵩張りバッグに収まらなくなりますので、毎年冬場は女装は冬眠時代に入らざるを得ない。このときも寂しくなってしまいます。


複数の場所で定期的に移動

もうひとつ。隠す場所はいろんな場所を確保しておき、定期的に入れ替えています。

現在は、車のトランクの底、会社の着替え用ロッカー、自分の部屋の天井裏、の3か所。

ローテーション的に入れ替えてます。もちろん、入れ替えのときは人目が少なく目立たない時間帯を選んでますよ。(^_-)-☆

面倒と言えば面倒なのですが、病むをえません。どこかに長く置いておくと、油断と忘れが生じてしまいそうですから。

気が緩んで見つかって困ってしまわないよう、自分自身の気持ちの対策的な部分がございます。
きちんと家族や仕事のスケジュールを管理し、移動する行為が目立たないよう、慎重に計画を練ってから実行に移すようにしています。


これもまぁ、心配な点がございます。それは、場所によって温度調整がうまくできないところ。

たとえば、夏の間に車のトランクに隠しているとき。車内が高温になってメイク道具の品質劣化が早まったりしないかなぁ...?、なんてことが気になって気が気でなくなることが、しばしばあるのです。


なかなか不自由が多いものです。みなさまも同じかと思いますが、大変な思いをしています。

万一のときへの備え

隠し通すためにはとても涙ぐましい努力をしているつもりなのですが、どうにもならないのは万一のことが起こった時

事故などで自分の身になにかが起こったりしたら、もうどうしようもありませんからね。そのときはもう観念するしかありません。

そんな場合のために備え、親族の中に何でも打ち明けられる人を一人以上持っておくことをお勧めします

一応わたしの場合、昔から仲の良かった姪がおります。親類の中で彼女にだけは、女装のことを伝えてます。

もちろん、最初はびっくりされちゃいましたけど、そこは昔からよく仲。すぐにとても理解していただけましたし、応援してくれています。

なので、もしわたしに万一の事態が生じたら、できる限り誰にもわからないように処分してもらうよう、おねがいをしてあります。

まぁ、そういう事態にあってそこまで期待させてもらうのは虫が良すぎる話ですので、

「決して無理はしないでね。」

とも伝えてありますが。

ここまでの苦労は必要かな?、との思いも

正直申しまして、自分の楽しさを追求するためにここまで苦労せねばならないことが、疑問に思えてしまうこともございます。

いっそのこと、家族にも伝えてしまった方がいいのかも???

とはいえ、自分のこの趣味のことを内緒で通すことが親族への愛情、との考えもあります。

まだまだ地方では偏見が消えませんしね。

あまり深く考えず、女装できる今をいっぱい楽しみたく、思っています。

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