女装するわたしたちにとって非常にありがたい存在である ”女性のおともだち” について、わたしの経験談から語らせていただいてます。
今回が2回目ですが、前回は下記にありますので、参照いただければ幸いです。
わたしが出会えたシチュエーション
女装に理解ある女性は案外多そうなのものの、実際に見つけるにはハードルが高いものですよね。
そもそも自分の方からこの趣味を持ってることを切り出すことが、とても勇気が必要ですからね。
また、タイミングがとても重要になろうかと思います。さすがに街の女性にいきなり切り出すわけには行きませんし、ある程度仲が良い女性であったとしても、話を出す状況によって理解度が異なって来ると思います。
わたしの過去を振り返ると多くの失敗の積み重ねでありましたが、こんな気の弱いわたしでもお友だち作りに成功できた経験、お話しさせていただきます。

経験①:非アダルト系の出会いサイト
”出会い系サイト” なんて言うと、やはり最初はなんらか如何わしいものがイメージされてしまいますよね。しかし、中には〇ダルト色が薄く、落ち着いた大人のトークを楽しむことを主体とされているサイトもあるようでして、お恥ずかしながらわたしもここを利用させてもらいました。
具体的なサイト名は控えておきますが、こういうところに在籍されている女性は相応の「話し相手としてのスキル」を有してらっしゃるように感じます。
しかしネットでのお付き合いですので、相手の本気度が見え難い点が大きなリスクでしょう。親身になってくれそうでいて、実はいたずらである可能性も十分あると思います。あまり無防備であると、最悪な場合は金銭的な被害を被ってしまうようなことも想定しておかねば、と思います。
なのでネットの場合は、無料系サイトではなく、信頼できる経営がされ、ある程度名前が知れている有料系サイトの方が、安全かと思います。
とりあえず登録を行い、自己紹介メッセージなどで自分の趣味を示し、興味を持ってくれた相手とメールやチャットでの交流がスタート。徐々に理解を深め互いの趣向が合うことが確認できれば、お友だちとしての付き合いをおねがいしてみるのが常套手段でしょう。
お話すれば課金される仕組みになっていますが、カウンセリングを受けるものと捉えると、それほど高価なものとは感じませんでした。まぁ、これは人それぞれの嵌り具合により金額も変わるところではありますが。
わたしの最初の「女性のお友だち」は、ここでお話させてもらった方になります。とてもよく理解くださる素敵な女性とお友だちになることができ、今でもよく、いろんな相談をさせてもらってます。

経験②:街の飲酒店
夜の街の飲酒店、具体的にはスナックや居酒屋さんなど。こういう場にいらっしゃるママさんや、単独で来店されている女性のお客さん。彼女らは理解者の比率が高そうで、わたしもここで何人かのお友だちを得ることができました。
ママさんは様々なお客さんの相手をしているだけあり、その人の人生に寄り添って考えてくれますよね。
また、単独来店の女性も、とても親切に話を聞いてくれる人が多く感じます。人それぞれでしょうが、波乱万丈のいろんな経験を踏んで来た方が多そうです。
こういう彼女たち、人に対して温かく接してくれる方が多く思われ、それがとてもうれしく思います。人生を多角的に見る目が養われている、とでも言いますか。
わたしも、ときどき出掛けるスナックのママさんがとても信頼できる方で、思い切って自分の女装の写真を見せて話してみたのですが、なんか非常に喜んでくださったのを覚えてます。
よくよく話を聞くと、そのママさんも性的マイノリティな方であったりして、過去に苦しんだ話なんかも打ち明けてくれるようになりました。
自分自身について開け広げて打ち明けるような人が、こういうところでは歓迎してくれるような気がします。

経験③:街のお洋服ショップ
街に出て女性用の洋服のお買い物をする際は、いつも同じ店に入るようにしておりました。で、洋服選びの際はなるべく同じ店員さんに方に声をかけてみるようにしています。
こちらの要望に対し、その店員さんの対応や話しぶりを何度もじっくり観察していると、なんとなく信頼できそうな方なのかどうかがわかるようになってきました。
そこである程度打ち解けて互いの信頼が築けたかと思っていたら、驚いたことに彼女の方から友だちになってくれるよう頼まれ、ライン交換などをさせてもらった経験もございます。
前にも申しましたがやましい関係は一切なく、最近のファッショントレンドの話に花を咲かせることがメイン。たまにお店の経営に関する話や、少しだけプライベートのことを話したり、といった、ごく普通の女子ともだち的なお付き合いをさせていただいています。

思うことと、おまけ
女性のお友だちに恵まれたおかげで、自分の女装趣味の世界が広がったのは紛れもない事実。
元を辿ると、失敗を重ねたこと、その経験を踏まえた対策を十分に考えたこと、そして改善した行動をする勇気を奮わせたこと、この当たり前のサイクルを回せたことがよかったのだと思っています。
こんなわたしの経験がなんらかみなさまのお役に立てられ、みなさまが素敵な女装ライフを過ごされることを心からねがうばかりです。
おまけですが、街のショップの店員さんからコーデしていただいた写真を添付します。
いつもわたしなどのために一生懸命に考えてくださる姿を見ていると、とても感謝してしまいます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回ブログもまたお付き合いいただければうれしいです。
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