女性の友だちは女装子の頼もしい味方です その2

女装エッセイ

みなさま、こんにちは。いつもブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。

女装するわたしたちにとって非常にありがたい存在である ”女性のおともだち” について、わたしの経験談から語らせていただいてます。今回が2回目ですが、前回は下記にありますので、参照いただければ幸いです。

ハードルが高い、お友だち作り

女装に理解ある女性は案外多そうなのものの、実際に見つけるにはハードルが高いものですよね。そもそも、自分の方からこの趣味を持ってることを切り出すことなど、とても勇気が必要ですから。

また、仮に切り出すとしても、そのタイミングがとても重要になりそうに思います。さすがに街の女性にいきなり切り出すわけには行きません。ある程度仲が良い女性であったとしても、話を出す状況によって理解度が異なって来ると思います。


わたしが出会えた3つのシチュエーション

とても気の弱いわたしではございますが、幸いなことに、とてもすてきな女性のお友だちに巡り合えております。お友だちへの感謝とともに、この境遇にはこの上ないよろこびを感じます。

果たして、わたしがどういうシチュエーションを経て彼女らとの出会いに恵まれたのか。振り返ってみましたので、以下で少々述べさせていただきます。同じような願望を有される女装者のみなさまに、なにかの参考になりましたら、とても幸いに存じます。

非アダルト系の出会いサイト

”出会い系サイト” なんて言うと、やはり最初はなんらか如何わしいものがイメージされてしまいますよね。
しかし、中には〇ダルト色は薄く、落ち着いた大人のトークを楽しむことを主体とされているサイトも、結構あるのです。お恥ずかしながらわたしもここを利用させてもらいました。

具体的なサイト名まではここでは控えさせていただきますが...、なにがいいのかと申しますと、こういうところに在籍されている女性は、相応の「話し相手としてのスキル」を有してらっしゃるように感じます。なにはともあれ、聞き上手の女性が多いのが、安心できるところなのです。

しかしネットでのお付き合いですので、相手の本気度が見え難い点が大きなリスクでしょう。親身になってくれそうでいて、実はいたずらである可能性も十分あると思いますからね。
あまり無防備に取り組んでしまうと、最悪な場合は悪質なサイトに嵌ってしまい、金銭的・精神的被害等を被ってしまう危険性があります。このようなことも想定しておかねばなりません。

なのでネットの場合、十分な下調べが必須かと思います。信頼できる経営がされ、ある程度名前が知れている有料系サイトの方が、安全性が高いかと思います。(無料系サイトは、わたしは立ち入る勇気が持てません...。)


さて、では、いざここのサイトで行動しようと決まったら...、とりあえず登録を行い、自己紹介メッセージなどで自分の趣味を示すことになります。
おたがいに興味を持ってくれた相手と、メールやチャットでの交流がスタート。徐々に相互理解を深め、互いに相性が確認できれば、お友だちとしての付き合いをおねがいしてみるのが常套手段でしょう。


ちなみに、メールやチャットを交わせば、回数や時間に応じて課金される仕組みになっています。
しかし、カウンセリングを受けるようなものと捉えると、それほど高額なものとは感じませんでした。まぁこれは、人それぞれの嵌り具合で金額も変わるところではありますが。

わたしの最初の「女性のお友だち」は、ここでお話させてもらった方になります。とてもよく理解くださる素敵な女性とお友だちになることができ、今でもよく、いろんな相談をさせてもらってます。

街の飲酒店

夜の街の飲酒店、具体的にはスナックや居酒屋さんなど。こういう場にいらっしゃるママさんや、単独で来店されている女性のお客さん。彼女らは理解者の比率が高そうで、わたしもここで何人かのお友だちを得ることができました。

ママさんは様々なお客さんの相手をしているだけあり、その人の人生に寄り添って考えてくれますよね。
また、単独来店の女性も、とても親切に話を聞いてくれる人が多く感じます。人それぞれでしょうが、波乱万丈のいろんな経験を踏んで来た方が多そうです。


こういう彼女たち、人に対して温かく接してくれる方が多く思われ、それがとてもうれしく思います。
人生を多角的に見る目が養われている、とでも言いましょうか。

わたしも、ときどき出掛けるスナックのママさんがとても信頼できる方で、思い切って自分の女装の写真を見せて話してみたのです。
すると、なんか非常に喜んでくださったのを覚えております。

ひとたび打ち明けたあとは、お互いによりいろいろと、込み入った話をさせていただけるようにもなりました。過去の話も、今の話も、なんでも話せるようになったように思えます。
自分自身を開け広げるような人が、こういうところでは歓迎されるのだなと、実感いたしました。

街のお洋服ショップ

お洋服屋さんの店員さんとも、仲良くさせていただいてます。

このときは、お洋服の買い物は同じ店で行い、選ぶ際もなるべく同じ店員さんに声をかけていたのでした。まぁこれは、恥ずかしがり屋だったがゆえに、そうせざるを得なかったわけですが。

こちらの要望に対し、店員さんは対応していただけますが、ポイントはここから。
店員さんの接し方や話しぶりを何度もじっくり観察していると、なんとなく信頼できそうな方なのかどうかが、わかるようになってくるのです。


このときは、驚きかつうれしいことに、彼女の方から友だちになってくれるよう頼まれたのでした。ライン交換などをさせてもらって、思わずノリノリになっちゃいましたよ。


一応お断りしておきますが、やましい関係は一切ございません。最近のファッショントレンドの話に花を咲かせることが、ほとんどになります。
たまに、お店の経営に関する話や、少しだけプライベートのことを話したり、といったことはございます。ごく普通の女子ともだち的なお付き合いをさせていただいています。

思うことと、おまけ

女性のお友だちに恵まれたおかげで、自分の女装趣味の世界が広がったのは紛れもない事実。

元を辿ると、失敗を重ねたこと、その経験を踏まえた対策を十分に考えたこと、そして改善した行動をする勇気を奮わせたこと、この当たり前のサイクルを回せたことがよかったのだと思っています。

こんなわたしの経験がなんらかみなさまのお役に立てられ、みなさまが素敵な女装ライフを過ごされることを心からねがうばかりです。


おまけですが、街のショップの店員さんからコーデしていただいた写真を添付しますね。
いつもわたしなどのために一生懸命に考えてくださる姿を見ていると、とても感謝してしまいます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回ブログもまたお付き合いいただければうれしいです。

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