[女装小説]最愛の姉への思い

女装ライフ

●あらすじ

男でありながら、幼いころからセーラー服への願望を秘めていた大翔。
とある日、姉・優菜のセーラー服を着てしまい、それ以来こそこそと隠れて女装を楽しんでいた。
秘かに察していた優菜は、大翔に理解を示し、大翔はじょじょに心を開きはじめます。
大翔の女装子としての成長過程を、描いてみました。

●登場人物

田口あすか(たぐちあすか) / 田口大翔(たぐちひろと)
田口家の長男かつ末っ子。幼いころから女装に憧れつづける。
おとなしく、引っ込み思案の性格

田口優菜(たぐちゆうな)
田口家の長女で、大翔の2つ上の姉。大翔の心の支え的な存在。

田口直美(たぐちなおみ)
大翔と優菜の母親。家族思いで、優菜と大翔の理解者。

第一章 とある日の平日午前

プロローグ。休みをもらった平日午前、子どもの頃の思い出に浸りながら、あすかが歩いている。

第二章 成長と気付きと目覚め

幼少期から中学時代。成長に伴い、大翔の心の中や生活環境で起こっている、変化の変遷。さまざまな目覚めの時期でもあった。

第三章 誰もいない日曜日

家事を手伝う大翔が、タンスの中に思わぬものを発見。それは幼少期から憧れていた、セーラー服であった。

第四章 はじめての女装

大翔の、はじめての女装の様子。見つかることが心配がゆえに、かなり慎重に計画的に、実行に移したのであった。

第五章 ひとつの紙袋

帰宅すると、机に置かれてあった紙袋。中を見て、姉の優菜が、大翔の女装をお見通しであったことを知ったのだった。

第六章 姉弟の絆、家族の絆

優菜の理解を得られ、そのまま優菜からの協力を得て、母の直美に、女装のことを伝える大翔。

第七章 あすか、誕生

直美から女子でいるときの名前を、あすかと命名される。あすかは優菜の主導のもと、女子化計画にそって修行をはじめる。

第八章 天国の優菜を想う

急逝した優菜の墓前に、直美とともにやってきた、あすか。素のままに、優菜への感謝の思いを感じる。

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