趣味の女装について語らせていただきます。その1

女装ライフ

以前のデータを見返していたら、約6年前に某登録型SNSにて、
趣味の女装について書いていた日記を見つけてしまいました。
おそらくごく一部の方にしか目に触れられない形になってると思いますので、
今回は少々恥ずかしいですが、当時の日記をほぼそのままの形でこちらに転載させていただこうと思います。

連載的に数回書いており、今回は1回目の分です。
もし不快に思わせてしまいそうでしたら、この1回のみで止めておきます。


わたしが小学生くらいのころ、カルーセル麻紀さんとか松原留美子さんとか男性にして女性の姿でメディアで活躍されていた方々がいらっしゃいました。

今と比べると当時はそういう方ってほんの一握りでしたし、わたしも幼かったために、世の中のほんの一部の変わった人がやってるだけなんだろうって感じでしたね。

けど、不思議な感覚は抱いてました。この人たちはどうしてこういう風になっちゃったんだろう?、って。

中学2年生の頃でしょうか。当時、世の中はプロレスブーム。アントニオ猪木さんやタイガーマスクさんがお茶の間を盛り上げていて、若かったわたしもプロレスファンとして、毎週のプロレス放送は欠かさずチェックし、専門誌やスポーツ新聞も読み漁っておりました。その頃はプロレス専門の新聞まであり、ときどきお小遣いで買って来て隅から隅まで読んでいる生活を送ってました。

そのプロレス専門新聞ですが、一般の新聞と同じく、紙面の下の方には宣伝や広告が掲載されておりました。普段は上の記事しか読まないのですが、ある日ふと下の広告欄に目をやったところ、「おやっ?」と思う文字を発見しました。
『貴男に宿る貴女を発見』...と。
それは、当時から今でも存在する、某女装クラブの広告だったのです。欄中には、ドレスや下着やお化粧道具の写真が掲載され、女装した男性らしき人の写真まであったのを覚えています。
(注:このクラブ、2021年4月現在は既になくなってるみたいです。)

それからはもちろん、その欄のみにしか目が行かず、それまで心の奥に潜んでいた何かが一気に動き出したような感じです。何百回もその欄を読み返し、気が付けばいろんな想像を巡らせてました。心も身体も熱く、何かを感じていました。「いつの日か...、自分も...。」
その日の夜も、布団の中ではずっと想像ばかり。ほとんど眠れずに朝を迎えてました。

でも、地方に住む中学生が女装をできる術もなく、ただただ想像をめぐらすのみで自分に対して我慢を強いる毎日でした。
...よく耐えたものだ、って関心してしまいます。


それからどうやって初めての女装につながったのかは、
また追って書かせていただこうと思います。

読んで下さったみなさま、ありがとうございました。

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