みなさま、こんにちは。いつもブログを訪問くださり、ありがとうございます。
わたしの女装についての思い出を、お恥ずかしながら語らせていただいております。今回は女装外出に踏み切ったときの思い出を綴ってみました。前回の話(その06)も興味を持っていただけましたら、以下を参照くださいませ。
屋内女装の次は?
最初のうちは屋内だけであっても、女性の衣服を身に着けていられるだけで、十分に堪能できちゃうと思います。自室や屋内などの限られた人しかいない仕切られた空間ですと、安心して好きな姿になれちゃいますからね。
しかし、回数を重ね次第に慣れていくうちに、次第に満足感が減って来ちゃうものなのです。徐々に徐々にとさらなる刺激を求めに走ってしまう、って、誰しもが同じことですよね。
多くの人が興味を持ってしまう次のステップ、それが 『女装で外出しちゃうこと』 なのです。
とても勇気が必要なステップ
経験された方は賛同いただけると思いますけど、このステップを進むときの最初の一歩って、すごく勇気がいることなんですよね。
屋内でこそこそ楽しんでいたころは、既にこの壁(?)を乗り越え楽しそうに女装外出して写真を載せてる方々のこと、SNSなどでよく眺めさせてもらってました。毎度毎度、非常に憧れが募ってしまうひとときです。
しかし、いざ自分がその行動を取ろうとするには、とても難しい。
わたしなど、ひときわ意気地のないものですから、普通の女装家の方々よりもなおさら勇気など出て来ません。
これだけ憧れながらも
「まぁ、わたしには絶対に一生無理だろうなぁ。」
なんて考えてしまっておりました。
男性なのに女性の姿をして楽しんでいる...、
この恥ずかしい姿を、世間に晒し見ず知らずの他人にジロジロ見られてしまっている時間、想像するととても耐えがたいものでありました。
当時は今とは段違いに、『女装する人は異質な人』と見られてしまう傾向がまだまだ強かったですからね。
勇気の欠片も湧き起こらない日々、月日が流れるばかりで夢は実現せず。このままでいいのかなぁ?、と思いつつも、願望だけが積もり続けておりました。
ふと考えたこと
しかし、たしか30歳半ばくらいだったある日、ふと気が付いてしまったのです。
”どうして無理って、考えてしまうんだろう?”
疑問が膨らみはじめました。
女装での外出を楽しんでらっしゃる方が既にいっぱいいらっしゃるのに、自分だけは不可能、なんてことは、ない筈ですよね。
”無理と言うか、「できない言い訳」を知らないうちに自分自身で作っちゃってるのかもしれないな?”
こんなことを考えるようになってきました。
この感じ、記録が伸び悩むスポーツ選手がコーチングなんかを受けて目覚めたときの様子と似てますね。スポーツと女装を一緒にしちゃうと怒られるかもしれませんが。(^^;
やっと決断!
で、ついに腹を決めちゃいました。
「やっぱり、いつか外出しちゃおう!やれることはやっておかなきゃ損!」
そうしてチャンスを伺うようになり最初の外出に繋がったわけです。
決めたときは、大袈裟に言えば、自分自身の成長を感じた瞬間なのかな?ありきたりな表現ながら、殻を破れたとでも申しますか。
でも、このときの決断から今に至るわけでありまして、今のこのとてもすてきないろいろなお友だちに恵まれた状況を考えると、このとき乗り越えた壁が第一歩だったんじゃないかな?
今回も最後まで読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。
次回(その08)は、今回のつづきを書かせていただこうと思います。またお時間ありましたら、よろしくお付き合いおねがいいたします。
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