女装を理解してくれる女性のおともだち その1

女装エッセイ

みなさま、こんにちは。いつもブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。

今回ですが、女装者にとってはとても頼りになる存在である ”女性のおともだち” について述べさせていただこうと思います。

女性のおともだちが持てるまでわたしも相当苦労をいたしましたが、経験的に、ふたつの心構えをもって臨むことが必要かと思ってます。
・いろんな考えの方がいらっしゃることを把握する
・女装に対する真摯な態度を示す

最後まで読んでいただけますと、とてもうれしいです。(^^♪

女装者はつらいことが多いもの

わたし自身も含め、家族や周囲には内緒で楽しんでいるいわゆる ”隠れ女装家” さん、きっといっぱいいらっしゃいますよね。隠し持つ趣味を公にすることって、非常に勇気がいりますからね。

たとえば、パートナーとの付き合い始めのような早い段階から自分の思いを相手に伝えて理解ら得られていると、何ら問題はないでしょう。
しかし、伝える勇気を持てず伸ばし伸ばしにしてタイミングを逸してしまった場合は、少々苦しいですよね。( ;∀;)

遅くなればなるだけ、伝え辛くなるものです。また、うかつに伝えたり、隠していたものがばれたりしたがために、家庭内の関係が悪くなってしまったという話も聞き及びます。離婚話を突きつけられたなんて話まで聞いてしまうと、さらに足が引けちゃいますよね。

身近で最も愛すべき存在であるが故に、自分のために彼らに嫌な思いをさせたくないなんて考えてしまう気持ち、よく理解できます。もし伝えてしまう決心を付けた場合は、よくよく考えた上で実行した方が良さそうですね。

中には
「もう、一生隠し通そう!」
と、最後まで一人で背負うと腹を括っている方も多かろうと思います。実はわたし自身も、今後どうするのか、未だ態度を決めかねております。(゜_゜>)

大切にしたい女装仲間のお友だち

こういう境遇にあるわたしたち女装者にとって、自分のことをなんでも相談できる女装仲間(男性)がいてくれることは、すごくありがたく、うれしく、心強く感じます。

少し前は、女装クラブやスナックでの集い、Q誌のような専門同人誌を介した文通などによって、コミュニケーションを取って交流しておりました。...なんか、とても懐かしい時代ですね。(^^;

しかし、ネットの発達で女装者向けコミュニティサイトが多々存在する現在。趣向が合うお友だちがすぐに見つかって交流できるようになりました。

この点、かなり交流が活発化された時代になったかと思います。心を許して話ができる理解者(お友だち)は、いつの時代も大切にしたいです。

頼もしく楽しい、女性のお友だち

ところで、もちろん女装者どうしのお友だちもすごく大切なことながら、もう一歩進んだところにはとても頼もしい方々がいらっしゃるのです!
それが、 ”女性のお友だち” のみなさまがた。

彼女らの存在は、心がさらに癒され踊ってしまうのです!


うれしいことに、わたしには現在女装を理解くださっている女性のお友だちが数人います。

もっとも、実際にお会いできる機会は少なく、メールを交わすことが交流のほとんど。とはいえ、中には居住地が近い方もいらっしゃって、たまにお会いしてくださる方がいることは、とてもうれしいところ。

おしゃべりや悩み事相談など、いたって普通の会話を楽しませていただいてます。(^^;

同じ女子として同じ目線で接してもらえる時間はすごく楽しいもので、おしゃれの話をするときなど、とてもテンションが上がります。

ときどきファッションやメイクについてアドバイスをもらえるとき、なかなか表に出せないこの趣味を理解して先導してくれているお友だちの姿、とても頼もしく映ります。

いろんな悩みなど忘れさせてくれて、こんなところに自分を受け入れてくれる世界があったんだなっていう思いになってしまいます。

女性のお友だちに恵まれたことには、自分の境遇に対して感謝の限りであります。とても幸せなことだと思っています。

女性のお友だちに巡り合うための心構え

しかし、そういう女性に出会える機会なんて、簡単には見つかるものではありませんよね。
そもそも先方がこういう世界に興味があるのかどうかわかりませんし、通常の生活上では下手に切り出せるわけには行きません。

わたしとて、元来から人見知りする性格もあり、少し前までは女性のお友だちに恵まれようなど考えられませんでした。

それでも、失敗を重ねながら、いろいろ調べ、考え、勇気をふりしぼってきた結果、晴れてお友だちに巡り合えております。

もし、これからお友だちを探したく考えてらっしゃる方には、僭越ながら以下のわたしの経験談を、心構えとして述べさせていただきます。(なんとなく偉そうな形になってしまって、恐縮なのですが...。)

こんな話でも、皆さま方にとって少しでもなにかの参考になるようでしたら、幸いに存じます。

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いろんな考えの方がいらっしゃることを把握する

まずは、いろんな考えの人がいるということを念頭に置いておくべきかと思います。

・女装に肯定的な人と、否定的な人。
・肯定的であっても、「好奇心で女装を見たいだけの人」と、「本当に理解して心から女装を応援してくれる人」

望むのは当然、応援してくれる人ですよね。

なので、仮に親切にしてくれる女性だからといって、盲目にならず見極めをするよう努めたいところです。

実はわたしは、少し仲良くなった女性に女装の話を打ち明けたとき、その場で大笑いされてかなり凹んだ経験があります。

相手の性格をよく読まずに打ち明けた自分が悪いことなのですが、なんだか裏切られたような感じでした。(´;ω;`)ウゥゥ
それ以来、会話の様子から相手の信頼度をかなり慎重に読み取った上で、打ち明けるように心がけています。

女装に対する真摯な態度を示す

もうひとつ大事なのは、
自分は男性として女装を趣味として楽しんでいること、そしてこれを真摯な態度で示すよう心掛けること、
かと思ってます。

一般の女性に対し無防備に女装趣味を告白することは、リスクが伴うと考えてます。

と申しますのは、女性にとって男性と接することは幾分かの警戒心を抱いてしまうものと聞いてますし、その上、かつての『女装者=変な人』なんてイメージされた古い時代の思考パターンを持っている方も未だ多そうです。

なので、こちらに全くその気がなくとも、変な誤解を持たせてしまう恐れがあり、要注意かと思います。前述のわたしの経験のように、大笑いするような方もいらっしゃいますしね。(それにしても、あの人って失礼ですよね?)

わたしとしては、ここは信頼心を植え付けるのが肝心かと考えてます。自分の素直な心を相手に堂々と伝えることで、第一印象で相手の信頼を勝ち取ること、これを心がけるべきかと思ってます。

いろいろ話を伺っていると、逆に女性側にとっても、女装する男性は ”女性のよき理解者” と見れて安心できる気持ちがあるそうです。

いちばんなのは、堂々と女装を楽しむことが有効かと思います。(こう偉そうに言いながら、家族に対してはこれがなかなかできないのが、辛いところなのですが...。)



最後までお読みいただきありがとうございます。

次回ですが、わたしがお友だちを見つけたときの体験談をお話させてもらおうかと思います。

お時間ありましたら、またよろしくおねがいいたします。

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