発病の背景③ 言動の暴力に耐えられず、ダウン

適応障害との格闘

振り返らずに前だけ見ていた日々

心の疲弊が日に日に進んでおりましたが、
「ここで目前の仕事を投げ出すわけにはいかない」
との責任感から、なんとか耐え忍んで黙々と仕事を続けておりました。

そんな中であっても、また自分の妙な性格が災いしてしまいます。当時、事業の危機が叫ばれながら管理職がなにも手を打たないように見えてならず、責任感からの自主的行動として、新たなプロジェクトを計画したのでした。

もう、仕事が好きなんだか、会社が好きなんだか、情熱なのだか、気合いなのだか...。常に会社の事業を考えてしまっていた自分の性格には呆れてしまって仕方がありません。なぜ自分の身を犠牲にしてまでそんな考えが起きてしまうのか、今では不思議でなりません。

きっと、自分の心に対して向き合う余裕がなかったと思います。疲弊に気付いてしまったときのことを恐れ、向き合うことから避けていたかもしれません。勇気を出して立ち止まって振り返っていれば、違うことになっていたかもしれません。

精神的プレッシャーを受けて発病

余裕を失っている自分を騙して無理してがんばったところで、良いパフォーマンスを出すことなど難しいこと。ただでさえコミュニケーションが苦手であるため、進め方の不味さは改善されず。プロジェクトに対し管理者からも協力的姿勢が得られず、またしても例のごとく負のサイクル。ますます自分の疲弊は積もるばかり。

これに業を煮やしたのでしょう。ついに管理者がストレッサーとなり、わたしに対して厳しい態度であたるようになりました。

あのときに受けた言動の暴力、今思い出しても酷い対応をしてくれたものでした。
メールでのこと細かい点までのダメ出し、チーム内でわたしだけに対する無視、会議での机を叩きながらの罵倒、などなど。

毎日こんな態度で接せられ、だんだん不眠症に陥りました。全く眠れず一晩明かしたり、寝ていても夢にストレッサーが現れ罵倒されて夜中に大声を出してしまったり。あの頃は家族に大変迷惑をかけてしまいました。

こういう感じでどうしようもなくなり、病院に駆け込んで「適応障害」と診断され、休職させてもらうに至った、ということになります。

みなさまがこんな思いをしませんよう願うのみです

一連の話を一言でまとめますと、
「事業に対する自分の思いに対し、自分の性格が災いして物事をうまく進められず、
それに怒った管理者がプレッシャーを与えるようになった。」

ということになります。

こうなった根本の原因は、自分自身の性格にあるのです。自分の性格を自分が把握しきれておらずに上手くコントロールできなかったことが、最大の要因なのです。

立ち止まって本気で自分自身と向き合う時間が非常に大切なことが、身に染みてわかりました。

もう家族を泣かせたくありません。今後は楽しく生きて行けるよう、自分を律しながら過ごして行きたいと思います。

今後このブログ内で何度も言ってしまうことになるかもしれませんが、こんな思いをする人はわたしが最後としたいです。みなさまが心の健康を保って過ごしてくださるよう、切に願います。

補足

なお、最後の酷い言動を受けたことに関しては、話は別です。原因がどこにあろうと、プレッシャーを与える言動は許されるものではなく、ここには強い態度で向かいたく思っております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました