安易にオンライン化に走ることを危惧した、ボランティア活動での出来事

適応障害との格闘

本日はオンライン化について、ちょっと気付きがありました。

携わり中のボランティア活動でもオンライン化の流れあり。

現在は地域ボランティア活動を趣味として勤しんでおります。

簡単に言えば、地域で抱えるいろんな問題を取り上げ、場を持って年代の壁を越えてみなさんと集い考え策を練って行こう、といった活動。講演会や交流会を各種設定したりしております。(ちなみに、政治団体とは一切関係ございませんよぉ。)

下記リンク先のような苦労がときどきありますものの、まぁ全体的には仲間と楽しくやらせていただいてます。

やはりオンライン導入ははやむなきところ。

しかし、このコロナ禍においては行動が制限されてしまうものでして、従来どおりの手法がなかなか取れません。

我々も世の中のオンライン化の流れを汲み、講演会もZOOMを使った形式での開催を始めております。

オンライン開催ってツールを使いこなせるようになれば、これほど便利なものはありませんよね。いまやほとんどの人が知っていることと思い込んで安易に導入してしまいました。

流れに沿ってオンライン会議を設定し、アナウンス開始。

いきなりやってきたクレーム、なんでしょう?

いつも参加いただけている方々からも順調に参加いただけるものと思いきや!、メールでのクレームがいきなり飛び込んできちゃいました。

さぁいったい、何事でしょうか?

クレームはお年寄りからの拒否反応、確かにごもっともです。

クレームは、毎回参加いただいている80歳以上になるおじいさんからのもの。
内容はこんな感じです。

「オンラインだのZOOMだの年寄りにはとても理解できないもんで、今回は欠席する。」

そうかそうかぁ、柔軟な順応ができる若い世代はほとんど抵抗なく受け入れてもらえましたが、お年寄り世代にオンライン会議を提案したところで、対応するのは難しいですよねぇ。

一応、それなりにZOOM導入手順書を自分たちなりに視覚的につくり、わかりやすく作ったつもりでありました。

それでも、難しく感じられてしまうのは、まぁ無理ない話かと反省してしまった次第です。

配慮とバランス、注意しながらの運営を考えます。

80歳を越えながらアクティブに参加くださっているこの方が、オンライン化を理由に来てくれなくなっちゃうのは、非常に寂しい限りであります。

オンラインに走ることは仕方ない流れですが、とかく高齢化が進む農村地域でございますので、お年寄りのみなさんの事情を無視するわけにはまいりません。

スマホはおろかガラケーもなく、固定電話と地域の有線放送以外に通信手段をもたないお年寄りのみなさんと今後どうやって交流を深めて行くべきか、悩みが大きくなってしまいました。小規模の集まりを増やすくらいしかないのかな?

しかし知恵を絞って、今後の運営を考えて行きたく思っています。

こんなことでへこたれては、我々が目指す元気な町づくりなどほど遠いもの。がんばりますねぇ~。

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