『0→1』と、『1→2』。

訳のわからぬタイトルを見て
「ついにこの人、病み過ぎて狂ったか？」
と思われてしまったかもしれませんね。

『0→1』とは、新たな何かを生み出すこと、
『1→2』とは、存在する何かを育てること、
を意味してございます。

一般的に世の中で評価されがちなのは、前者の『0→1』かと思います。
革新的なものを作り上げて世の中に潤いをもたらした人が”偉人”として
持ち上げられているケースが多いですからね
また、自分自身にとっての新しい挑戦を努力の末に成し遂げた場合も、
『0→1』に該当するかと思います。
自分が爽快にもなり、周りも認めてくれることでしょう。

これに対し、後者の『1→2』は比較的軽視されがちですが、かなりの
粘りがないと難しいこと。目立たぬところで地味に1→2→3→…と継続
発展させていくことは至難の業。職人気質とも言えそうです。
それなのに、ここがクローズアップされる機会はどうしても減ってしまう。

『0→1』で成果を出して味をしめ、『1→2』を蔑ろにする文化が
この国に蔓延ってそうな気がしてなりません。
今の時代、1→2→3→…の積み重ねの中で考え抜かれて発見した
アイデアがブレイクスルーするビジネスに繋がってますから、
泥臭いトライを重ねて『1→2』に勤しむ方々の待遇は良くすべきと思います。

自分自身の過去を振り返ると、『0→1』に拘り過ぎていたかと感じてます。
今後は視野を広げて仕事に取り組んで行くべきでしょう。
以上、人生の分岐点に直面中の現在感じている反省でした。

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