古くさいけど、手紙って心がこもってていいものですね

適応障害との格闘

LINEや電子メールしか使わない生活の中、手紙のあたたかさを知った1日でした。

父親の急死から約2か月

約2か月前に交通事故で、父親が急死。この際はかなり凹んだものでした。

おかげさまで四十九日も終わって、今はひといき状態。

まだまだ、事故の処理や実家の片付けなど、いろいろと仕事はありますけど...。

父の友人に送った連絡への返信

未だコロナ禍の状況もあり、葬儀はごくごく身内でひっそりすませました。

当面落ち着けそうなので、大変遅くなりながらも、父の生前に交流があった友人のみなさんへ連絡です。

御挨拶や父が亡くなった経緯などを文面に認め、パソコンに打ち込んで、数十枚をプリンターで印刷して投函。パソコンがあれば難なくこなせる仕事。

これを受け取った友人の方々、びっくりしてしまうかも、と思いながらの作業。作業しながらも、感謝の念が出て来ます。

こういう整理も、けじめのひとつですね。

直筆のあたたかさを思い出しました

投函してしばらくすると、いくつか手紙が届きました。父の死を知らせたはがきに対するお返事です。

見ると、それらすべてが直筆。


父と同じ年代の方々と思われるので、まぁそうでしょう。

一枚一枚、直筆で綴られた手紙。...こういうのを受け取るのは何十年ぶりでしょう?

そもそも、手紙のやり取り自体を行う機会などありませんし、あっても年賀状だけ。
それもパソコンに打ち込んで簡単にきれいなデザインができてしまうもの。
せいぜい最後に一筆添えるくらいでしょう。

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そんな中での、すべて直筆の手紙。

お年寄りの方が、うちの父との思い出を、ペンをとって丁寧に書いてくださってます。

80歳を超えた方なら、長い時間集中して書くことさえ辛い状態かもしれない。

でもこうやって、亡くなったうちの父のことを思い出してくれて、わざわざ時間を割いて手紙を書いてくださっている。

なんかすごい、あたたかい気持ちと、申し訳ない気持ち、いっしょに沸き上がって来てしまいます。

不思議な力ですよね。決して大げさではなく、すっかり忘れ去っていたものが蘇ったような感触でした。


少しこころに染みた一日の出来事でした。

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