女装をはじめたころの思い出 その11

女装ライフ

わたしの女装についての思い出を、お恥ずかしながら語らせていただいております。

今回は、屋内女装を続けていた日々から徐々に女装熱が再燃し、10年ぶりの外出に踏み切ったころのことを思い出してみました。前回の話(その10)も興味を持っていただけましたら、以下を参照くださいませ。

室内女装で楽しんでいた日々

女性用の衣服を買って来ては室内でこっそり着て楽しんでいたころ、急に自分の姿を写真に残したく思い、撮り始めることにいたしました。もちろん家にだれもいない時間帯に自動シャッターで撮っていた時期。こうやってみると、とても懐かしく思えます。

お洋服のほかにも、女性用グッズを少しづつ楽しみながら買い揃えていた時期だったと記憶してます。まだメイクまでは手が届いてませんでしたけど。




最初は周囲の目が気になって、女性用のお洋服売り場に行く勇気さえありませんでしたね。

が、それも回数を重ねるとだんだん慣れてきて、自分で堂々と選ぶようになってまいりました。

とにかく楽しくて、いつもわくわくしながら、いろいろなきれいなお洋服をいっぱい着てみたかった時期です。




楽しむ回数が増えるごとにいろいろ揃えたくなり、はじめてのウィッグも程なくして勢いで買ったのを覚えてます。

栗色のボブのウィッグを手にしたときは感動いたしました。




誰にも見られない安心な室内。ここでこっそりと、憧れだった女性の服をただ身に着けるだけで、幸せを感じていた時期でありました。

女性のおともだちとの出会い

こんな楽しみをしていた一方、当時はSNSの交流にて、実は女性のお友だちもできていたのです。

とても誠実な方でありまして、いろいろな話をさせていただいておりました。おたがいに信頼関係ができていたように思います。

こういう方に巡り合えたのは嬉しい限り。で、信用できる彼女に対して思ったのが、誰にも言えなかったこの女装趣味のことを打ち明けること。

男性で同じ女装を趣味とするお友だちはいたものの、一般の女性に打ち明けた経験は滅多になかったこと。

非常に緊張しましたが、思い切ってすべてを打ち明けてみることに...。

勇気をいただいて再度外出を決めたとき

「言っちゃうとそのまま嫌われちゃうかもしれないな?」

そう思いながら女装のことを打ち明けたところ、そこには思いもかけない言葉が帰って来ました。

「勇気を出して話してくれて、ありがと!」

こんな言葉をいただけて、もう言い尽くせないくらいの嬉しさが沸き上がってしまったのは、言う間でもありません。

このときのことは下のリンクでも書かせていただいてますので、ご参考まで。

このことばでますます勇気をいただいちゃいました。

室内のみに飽き足らず、約10年ぶりに女装外出に踏み切るかどうか考え始めていたころでありましたので、いただいたこのことばに後押しされ、外出することに踏み切る大きなきっかけとなったのは、間違いございません。


次回(その12)は、お友だちにフォローいただきながら女装外出に踏み切ったときのお話をさせていただこうと思います。

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。


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