逸る心を抑えながらのランニング。

ランニングコース上の田んぼの稲、だいぶ実りだしてきました。
秋が深まりとともにさらに首を垂れて、お米の収穫を迎えそうです。

休職中の2度目の実りの秋。
去年はこの光景をどんな想いで見ていたんだか、
いま気付くと、はっきりと覚えておりません。

きっと、やりどころのない怒りや恨みや悲しみなどに満ち溢れて
いたことと思います。
なので変わりゆく稲の様子さえ視界に入ってこなかったのでしょう。

でも今年は違います。
緑と黄色で入り混じる稲が、そのうちきれいな黄金色になり、
後ろの山々の緑や赤褐色と描くコントラスト、しっかり見ておきます。

あとわずか。
気持ちは昂れど、逸らない逸らない．．．。

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